韓国ドラマ「アラン使道伝」ネタバレ、あらすじ、感想、レビュー

公開日: : 最終更新日:2017/05/05 韓国ドラマあらすじ&レビュー

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アラン使道伝(2012)は、複雑ですが見応えのある韓国の歴史ファンタジー、ミステリーです。

「アラン使道伝」

古くから伝わる民間伝承に大まかに基づき、アランという美しい少女で、一度も顔を合わせたことがない婚約者がいるその少女が不合理な死を遂げ、幽霊となって戻り自分の死の謎を解いていくというストーリーです。

最初は自分の死について細かく思い出せないアランは、新任で、その村で唯一幽霊が見える使伝に助けを求めます。

前任の使道はアランの死は不慮の事故と見なし訴えを棄却しました。

しかし、遂にアランは幽霊となったアランと真摯に向き合い、若くして悲劇の死を遂げたその謎を解きたいと望む人に出会うのです。

アランの謎の死に加え、天界での不穏な様子も描かれています。

二大神がアランの最終的な運命が何を証明していくのかということについて、スポーツ大会を開催します。

玉皇上帝 (私がべたぼれしている素晴らしい若手俳優のユ・スンホ。陸軍からの退役が待ち遠しい。プロポーズ大作戦に出演)は、天界にいつもアランがいてくれたらと思っています(玉皇上帝は間違いなくかわいい人が好み)。

閻魔大王 (ベテラン俳優 パク・ジュンギュ)は、アランの魂を地獄に連れて行きたいと思っている(喉から手が出るほど、イケメン玉皇上帝の体と交替したいと思っている!)。

審判の日って本当にこんな感じかしら?神と悪魔の前に立ち、誰が魂を持って行くかの決めていく。

ストーリーが進むにつれ、折に付け天界にいる玉皇上帝と閻魔大王が互いにアランの運命について冗談を言い合うところを目にします。

私はこのシーンに本当にワクワクしました。

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ドラマの中の天界は、ただ光輝くように美しいだけでなく、楽しそうにも見えました。

天人の家来で、天人の命令を実行する者は死神です。

名前はムヨン(イケメンのハン・ジョンス)といいます。ムヨン自身に悲しい過去があり、その内容もまたアランの死に関連しています。

理由はわかりませんが、ムヨンはとてもかわいそうだなと思うことがありました。

絶対に笑わないし、いつも今にも泣きだしそうに見えました。死神をかわいそうだと思うことを想像してください!

そこがある意味、心理的にかく乱されるところで、このドラマを見ながらあなたも体験していくでしょう!

このドラマのあるポイントでアランは冥府にも訪れ、閻魔大王がアランの魂を手に入れた場合に、アランが今後経験するであろうことに対する自分の思いを伝えます。

閻魔大王の子分はあの世で付き合いたいとは思わない輩!

「アラン使道伝」

申し訳ないけど、ソングライターがいう、聖人君子と一緒にいるより罪人といるほうがよっぽど「楽しい」っていうのは誤り

ドラマではすべての演技がよくできています。

シン・ミナは僕の彼女は九尾狐<クミホ>(2010)でクミホを演じただけあって、主役のアランとしてこの上ないキャスティングです。

シン・ミナはどこか優しく、可愛らしさとはかなさがあり、しとやかな美しさとユーモアが相まって、どんなときでも、どんな役柄であっても応援したくなるのです。(私は特にイム・スジョン、チョン・ウソンと共演したサッド・ムービーでの障害者の役が好き)

使道を演じ、また韓国の軍隊で2年の兵役を終えたばかりのイケメン助演男優のイ・ジュンギがシン・ミナをこのドラマに参加させました。イ・ジュンギは軍隊に入る前のドラマや映画に比べ、今回は遥かにがっしりとした風貌になっています。

複数の武術の黒帯も取得しており、ドラマではスタントなしで全部演じていて、私は非常に感動しました。

ジュンギにスタントマンなんていらない!(私は2007年の日韓合作映画 初雪の恋 ヴァージン・スノーで彼に惚れました)。

「アラン使道伝」

日本がこの韓国ドラマの放映権料に何百万ドルと支払う大きな理由の一つがイ・ジュンギの人気なのです。

新しい使道は貴族で、名前はウノ。孤立したアランの村には、幼いころに生き別れとなった母を探すという隠された目的と共にやってきました。

密陽(ミリャン)という村に母がいるかもしれない、という噂を聞いてその仕事を引き受けました。

使道には霊の声を聞く、見る、軽く触れることすらできる、という特殊な能力がありますが、一見したところでは能力がない振りをしています。というのも、霊がやって来ては頼みごとをし、煩わされるからです。

アランはといえば、自分を殺した人を見つけ出すという、より固い決意がありました。

というのも、3人の前任の使道はアランが正体を明かしたところショックで亡くなったからです。

「アラン使道伝」

使道は幽霊のアランと出くわしたとき、初めは見えていない振りをしました。

この部分がなかなか面白い場面を作り出します。

というのも、アランは使道には自分が見えているのではと疑い、使道が諦めてアランが見えると認めるまでしつこく付きまとうのです。

使道は数名の鬼に追われるアランを助けますが、そのときどういうわけかアランの髪飾りが母のものだと気づきました。

それは何年も前に別れのしるしとして、使道が母にあげたものでした。

そのため、アランが自分の死に隠された謎を解くために使道に助けを求めたとき、使道はそれに同意したのです。

というのも彼女を助けていく中で、母のことも探し出せると思ったからです。

使道は最初はイライラしながら、そして後には愛情込めてアランを「記憶喪失」と呼びます。

これは非常に典型的な韓国ドラマ的なものですが、将来的に恋人となる二人が互いをからかいながら関係を育んでいく、そしてそれはいつ見ても気持ちの良いものです。

「アラン使道伝」

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ここに至るまでに、使道は二人の人物を助け、サポートしていきます。

忠実な下僕のトルセ(俳優 クォン・オジュン)と巫女のパンウル(ラブレインに出演のファン・ボラ)です。

パンウルには幽霊のアランは見えませんが、アランの声は聞こるので使道がアランを理解できるよう頻繁にサポートします。(アランの幽霊の衣装を新調するためにパンウルが使道にアランの寸法を測らせるシーンは特に面白く、、、セクシーです)。

ようやくアランの死体が見つかりますが、なぜ腐らなかったのか誰もが驚きます。

死体が見つかってからアランが深い悲しみを乗り越えていく流れは、ドラマの中のいくつかあるうちの中で、最も感動的なものとなっています。

このようなシーンは、韓国ドラマの演技がどれだけ素晴らしく、説得力があるかということを改めて私に証明してくれます。

キャラクターがどんな感情を抱いているのか、役者の声を聞かずとも理解できるのです。

役者の表情、ボディーランゲージで十分に役者のみなさんがどんなときでも、どれだけ素晴らしいのか、ということを証明しています。

「アラン使道伝」

手元に―たぶん敬意を表して―アランの死体が見つかったことを目にするのは、陰鬱でふさぎ込んでいる若い貴族 ジュワル(男が愛するときに出演のヨン・ウジン)です。

その貴族こそがアランが生きていたときの婚約者ということが明らかになります。

二人は一度も会ったことはなく、数年前に親が決めた結婚でした。

しかし、アランは記憶を思い出し、ジュワルが家のベランダで本を読んでいるとき、ジュワルに恋していた遠い記憶を思い出したようです。

ジュワルはとてつもなく寂しい人ですが、彼には裏の顔もあるのです。

この部分が、彼はもしかするとアランを殺したのでは、と視聴者に疑わせるのです。

しかし、その考えを裏付けるものは何もありません。

「アラン使道伝」

幽霊のアランが少女のようにジュワルに思いを募らせていくことは、使道にとってはまったく面白くないことです。

使道はアランに愛情を抱くようになっているのです。

本人はその気持ちとは裏腹なことを精一杯やっているにも関わらず。

ふさぎこんだ、不幸せな貴族のジュワル(ヨン・ウジン)、その家族はとてつもなく忌まわしく、悪質。

アランの件を解決していく長い時間の中で、アランのジュワルに対する思いは徐々に薄れていき、使道に恋をします。

しかし、どうやって幽霊と愛し合うというのでしょう。

玉皇上帝は寛大にも最後にはよみがえらせた体をアランに与え、アランがどのように殺されたかを明らかにするために3か月間その体を使うことができると告げるのでした。(よみがえった体が使道に向かって歩き出していくときの使道の表情は何にも代えがたい!)

アランは、誰にも見える新しい体があれば、殺された謎を解くのは今では簡単なことだと思います(私の期限は49日のチョン・ジヒョンのキャラクターが自分を愛してくれる3人の人たちから涙を3粒集めることは簡単だ、と勘違いしていたことと似ています)。

「アラン使道伝」

その3か月の終わりに、アランがゴールを達成するためにどんなふうにこの体を使ったかによって、天国に行くのか、地獄に行くのかが決まります。

しかし、ある意味では、アランの件は解決するのがより難しくなります。

というのも、ある人々は今となってはアランの件にまつわる真実を隠すほうに傾いているからです。

また、ジュワルがアランの気持ちを使道から離れさせようと決心していくからです。

アランとウノの行動はその間、玉皇上帝と閻魔大王に監視されていますが、二大神は自身が把握している以上のことがアラン、使道、そして彼らが住む村に隠された謎にあるのではと恐れています。

村では政治が腐敗しており、やがて白日の下に晒されるあくどい家族の秘密があります。

ジュワルの父 チェ大監(多くのドラマに出演しているベテラン俳優 キム・ヨンゴン)は汚職に手を染めており、厄介な新任の使道にいなくなって欲しいと思っています。

というのも、使道が村であまりにも大きな信頼を得ているからです。腹黒く、冷たいチェ大監夫人は神秘家で、チェ大監を操っています。夫人の魔術がなければ、チェ大監が患っている病気がすぐにでも再発する恐れがあるためです。

「アラン使道伝」

この両名が精神的な圧制で怯えた町を支配し、村人全員に影響を与えているのです。

使道は、純朴な村人たちを支配し、操っている(時には餓死させる)不正な策略を暴くことができるのでしょうか。

使道がやっとのことで母 ソ氏(カン・ムニョン)を見つけ出したとき、チェ「家族」は、ウノの母親が失踪したことと何か関係しているのでしょうか。

最後のいくつかのエピソードは驚きとサスペンスの要素で目まぐるしいものとなっています。

「アラン使道伝」

アランと使道の愛は、時空を超えることになっても持ちこたえるのでしょうか。

玉皇上帝の心が動いても、アランと使道はこの上なく、よくお似合いの二人に見えます。

最終的には、アランが天国に行けるのか、又は地獄に行くのかはアランが決めることです。

使道はアランを救うためなら、どんなことでもすると願うでしょう。

しかし、アランは最後は自分のことよりも使道のことを大事にするでしょう。

これが本当の愛!おとぎ話の中でしかありえないのでしょうか?

上質の犯罪ミステリーを含んだファンタジーがお好みでしたら、アラン使道伝こそあなたにお勧めです!

このドラマのように死後の世界、天国と地獄を旅するドラマにはとても重要な優しさ抜群の恋愛相性が主役の2人にはあります。きっとこのドラマが好きになると思います。私が保証します。

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