韓国ドラマ「カクシタル」あらすじ、感想、ネタバレ、レビュー

公開日: : 最終更新日:2017/05/05 韓国ドラマあらすじ&レビュー

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最近私は韓国のスーパースター、チュ・ウォン出演作ばかり見ています。

彼はテレビドラマも映画も素晴らしい演技を見せてくれます。

彼が出る作品でくだらないものは皆無です。

演じる役柄はいつもまったく違う人物ですが、時には同じドラマや映画の中でさえ大きな変身ぶりを見せてくれます。私個人としては彼は今昔を問わず世界一の韓国系俳優であると信じています。

彼の魅力はこのシリーズの視聴率順位にも反映されています、国内ランクではシリーズ全体で平均18%、最終回では27.7%にもなっています。現在の韓流ドラマが平均してせいぜい5~10%の視聴率であるのに対してもかなりの差があります。

付け加えますといつも私は日本が韓国を植民地支配していた1910年から1940年の間の期間に焦点を当てた歴史ドラマが見たいと言って来たのです。

この期間は近年の韓国史における闇の時代であり、私にはそれはしばしば映画やドラマの世界では完全に無視されて来た様に思えるのです。

そしてその理由は昔から日本は2000年以降、そして韓流ブームの始まりから日本人にすごく人気のあるあらゆる名作韓国ドラマの放映権を大金を支払って買い取っているという金銭的な事情から来ているのではないかと思います。

もし韓国側が日本に対して否定的なドラマを作成していたら日本への販売チャンスはほとんど無くなっていました。

つまり韓国が嘗て自国を圧政の下に敷いた国、日本に対する批判をこめたドラマを多額の資金を使って作成した場合、その資金を無駄にしなければいけませんでした。

ですからブライダル・マスクのストーリー要約を読んだ時、私はどっきりしてしまいました、そしてチュウ・ウォンが主演である事を知ってその興奮はさらに確実なものになりました。

さらに凄い事にはこのドラマでは実に私がすでに見た事がある有名ベテラン俳優さんあるいは個性的な性格俳優さんの面々がちょっこり顔を出していたり、脇役で出演しているのです。

全28話を通して私は画面を見ながら「あの俳優知ってるわ」「この女優さんの名前知ってるわ」・・・と指差してばかりいました。また繰り返しになってしまいますが、有名俳優陣がここに総出演しているこのドラマがすごく気に入りました。

ブライダル・マスクは征服者である日本にレジスタンスするのではなく協力者として働く決心をした、野心に燃える日本帝国警察の警部補、イ・ガンド(チュウ・ウォン、「グッド・ドクター」)に関する物語です。

彼は自分の業務随行により同胞の朝鮮人レジスタンスが逮捕されることになっても気にすることなく仕事に邁進し、急速に昇進して行きます。

彼の母、ハン・シル(ソン・オクスク、「ベートーベン・ビールス」)と日本人に殴られた怪我が元で精神障害を持つ兄、イ・ガンサン(シン・ヒョンジュン、「ステアウェイ・トゥ・ヘブン」)は貧民街に住んでいるのですが、母のシルが市場に商売に行くと息子のガンドが明らかに日本人の手先であるということで追い出されてしまいます。

ガンドは自分が昇格して正規の警察署長になった暁には自分の収入で母に邸宅を購入し、また兄が必要としている精神科医療を1930年代当時ここもまた日本の管轄下にあったソウルで受けさせることが出来る、と自分の行為を正当化しています。

彼は母と兄にもっと良い暮らしをさせてやりたいのですが、彼の様な恵まれた立場にはない、そして愛国心を失わず独立を望んでいるこの小さな町チョンノの他の市民達はどうなのでしょう?

彼らは毎日のように日本の警察権力と司法システムによって締め付けられているのです。一部の人間が過酷な支配の下で繁栄している一方、その他の人々は不当に苦しめられて行き、そこに常に怒りと絶望の感情が凝縮されて行くのです。

この感情は日本に支配制御された李氏朝鮮の市民達の間では爆発寸前に熟しており、それは市民に憎まれていた裏切り者愛国志士イ・ゴンの葬列でとうとう限度に達したのです。

彼らは葬式の列が通り過ぎるのを道の脇に立って静かに見送るようにという指示を守る代わりに騒乱を起こし、負傷者と逮捕者が出ます。この暴動シーンは非常にうまく撮られています。

実際ブライダル・マスクの第一話を見てとりこにならないと言ったら嘘です、息を呑む展開のスピードと凄いアクションが満載なのです。

ガンドはこのブライダル・マスク(朝鮮語ではガクシタル)の下に素顔を隠した反日市民活動家の面々を捕らえる事には何度も失敗します、彼ら活動家達は通常夜間に活動し、朝鮮の伝統的な花嫁のお面、ブライダル・マスクを被って非合法匿名で彼らを悲惨な生活に追いやった日本人に抗戦しているのです。

彼らブライダル・マスクは日本に魂を売った裏切り者を殺害した後、その胸に二重十字のシンボルを刻んで残します、それは有名な怪傑ゾロのお話でゾロが敵の服や肌に”Z”の文字を残したのと似ています。

さてこの反日活動家達の一人に、エスターという呼び名のサーカスの女性軽業師、モク・ダン(チン・セヨン、「ドクター異邦人」)が居ます。彼女は抗日活動をカモフラージュするため、地元のサーカス団員に身を隠して暮らしています。

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ガンドは彼女を逮捕しそこなう度に、より一層彼女に惹かれて行くのです。彼女は過去、この不安定な状況下で目立つことを嫌って小学校の教職についているキムラ シュンジ(パク・ギウン、副主人公の役ですが素晴らしい演技を見せてくれます)という日系人と恋愛感情に似た友人関係にありました。

シュンジはまたガンドの一番の親友なので私達はすぐに壮烈な三角関係が生まれるのではと予想してしまいます。

しかしながら最初は二人とも気づかないのですが、ガンドとモク・ダンは子供の時に出会っていたのでした。モク・ダンが日本人から持ち物を奪われかけた際に彼女を助けたのがガンド少年だったのです。

彼はモク・ダンに七色のナイフを渡しこれで日本人から身を守るようにと言い残しましたが、彼女は大人になった今でもそのナイフを常に携帯しているのです。このナイフの存在によって彼らがお互い過去出会った事に気づき、一緒になる展開なのでしょうか?

成人したガンドは少年の頃とは明らかに変わってしまっており、今は本当にモク・ダンを捕らえることが出来れば、事実処刑するつもりでいるのです。

しかしモク・ダンは父の独立軍の指導者、タムサリ(チョン・ノミン「ナイン:9回の時間旅行」)を死刑の判決から救うために日本軍側の法廷にもぐりこんだ時にもうまく追跡の手をすり抜けるのです。

脱出後父と娘は秘かに再会を誓って別れます。モク・ダン、そしてブライダル・マスクをまたも取り逃してしまったという事実にガンドはついに頭に来て、彼らの取り押さえに成功するためには手段を選ばないことにします。

モク・ダンは相変わらず父代わりの厳格なサーカス団長、チョ・ドンチュ(ソン・ビョンホ、「49日間」のイケメンベテラン俳優)の監督の下で日々サーカスの仕事にいそしんでいます、そして彼が日系人と言うことで後々二人の繋がりが壊されてしまう恐れがあるものの小学校教師のシュンジとの恋愛めいた友情関係も続けていますが日本人官警や朝鮮人の協力者を一瞬のうちに攻撃出来る様にいつでも行動にとりかかる準備は出来ているのです、文字通り死を恐れてはいないのです。

憎悪の対象となっている官警の一人は、チョンノ警察署長のキムラ タロウ(ベテラン俳優、チョン・ホジン)です。不幸なことにシュンジは彼の下の息子なのですが、彼に反抗して警察に入るのではなく教師の職を選んだのでした。

チョンノ警察警部の権力を盾にのさばっていた兄のキムラ ケンジ(「王の顔」で邪悪な王子、インハエを演じたパク・ジュヒョン)がブライダル・マスクによって殺害された後、シュンジは一夜にして変貌します。

教師の仕事を放棄し、亡くなった兄の仕事を引き継ぐために警察官になります。最初はガンドの相棒として仕事を始めますが、この旧友がもはや自分の知っている友人ではなくなっていることに気づいてはいません。

シュンジと同様、ガンドの生活も岐路に差し掛かります、母が亡くなり、兄も日本人に殺害されたらしいと信じるガンドはその兄の精神障害は本当は見せ掛けであった事に気づきます、そしてなんと兄は実際はブライダル・マスクだったのでした!

 このショックによりガンドは大きく変貌します。色々あってもやはり彼は兄が大好きだったからです。シーンはドラマチックな場面になり、木の下でガンド自身がブライダル・マスクを被り、うわべはいかにも日本人に隷属しているように振る舞いながらどんな労力、犠牲を払っても日本人から自国を解放するために秘かに活動する事を誓うのです。

町の住民は少しずつ新しいブライダル・マスクの正体に気づき始めます、ガンドはうっかり何度も殺されかけるところまで行ってしまいますがこの活動の中でモク・ダンに再会します。彼女の命を救った後、二人は和解しそして恋に落ちてしまいます。

このため親友シュンジとの衝突が始まります、シュンジが嫉妬と怒りを覚えれば覚える程、彼は変貌し復讐の為には暴力もいとわない悪人になって行きます。

あるきれいに晴れた日森の中でのガンドとモク・ダンの秘密の結婚式が行われるのを知った時、シュンジは復讐のチャンスを逃さないのでしょうか? 悲劇的結末になるのでしょうか、それとも謝罪とともに二人の関係を受け入れ、ハッピーエンドになるのでしょうか?

もしミステリアスな時代を描いたドラマが好きなら、またはチュウ・ウォンのファンなら見逃さないでください、彼はここでは爆発的な演技力を見せています! 

そしてこのドラマで使われている音楽も素敵です、どこか「キング 〜Two Hearts」の音楽の感じにも似ていますが私はとっても気に入ってしまってサウンド・トラックのCDもオーダー、これで韓流ドラマ音楽のCDコレクションがまたまた増えました。

さて、U-NEXTは、韓流ドラマや映画をテレビやパソコン、タブレット、スマホで見られるビデオオンデマンドサービスで、韓流ドラマのラインナップでは日本最大級です。

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