韓国ドラマ「秋の童話」あらすじ、評価、レビュー、ネタバレ

公開日: : 最終更新日:2017/05/05 韓国ドラマあらすじ&レビュー

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オータム・イン・マイ・ハート~秋の童話~(2000)は、私が初めて観た韓流ドラマのひとつで、このドラマを観ながら、号泣のあまりバケツ何杯分もの涙を流しました。

「秋の童話」

このドラマは、韓国とアジア各国で46%に届く勢いの視聴率を記録し、韓流テレビドラマシリーズのヒットの指標となる作品です。

その人気によって、海外での韓流テレビ番組、韓流ポップカルチャー人気の原動力となったといわれています。

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この韓流人気の現象を巻き起こした功績は、ドラマ「四季シリーズ」と「ラブレイン」を監督した伝説的な韓流ドラマ監督ユン・ソクホの力によるものが大きいです。

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ユン・ソクホは、インタビューを読む限り、人生に対して独特のロマンティックな視点を持っていて、彼のほろ苦い哲学的な考え方が「四季シリーズ」をはじめとした全てのドラマにおいて垣間見えます。

彼は、自身の監督作品に出演する俳優たちを、どのように演出したらより良い状態に見えるか、良く知っています。現在も、韓流ドラマの“初心者”が、このオータム・イン・マイ・ハート~秋の童話~をよく観ていて、好きな韓流ドラマの一つとして挙げています。

このことからも、また、私がこのレビューを書いていることからも、発表から14年が経過した今でも、この作品はKドラマファンの間では人気作品だということがわかります!

他の作品について、同じようなことは言えないでしょう。この作品に出演する俳優の素晴らしい演技と監督に加え、ドラマに使われている音楽、特にエンディングテーマ「Reason」はとても印象的です。

オータム・イン・マイ・ハート~秋の童話~は冒頭からとても悲しいストーリーで始まります。

ユン・ジュンソという名前の男の子が、生まれたばかりの妹に会いにお父さんと病院にやってきます。お父さんが一時離れている間、ユン・ジュンソは妹の保育器の名札と隣の赤ちゃんの名札を取り替えて遊び始めます。

「秋の童話」

二枚の名札が床に落ちたとき、ちょうど看護士がやってきて二枚の名札を逆の保育器に戻してしまいます。

名札を逆につけられた二人の赤ちゃんは再び元の家族のもとに戻ることはありませんでした。

お互いが兄弟だと信じている二人の兄妹は十代に成長しました。

楽天的なユン・ウンソ(ムン・グニョンは若手として素晴らしい演技をしています。)と優しくて紳士的なユン・ジュンソ(チェ・ウヒョク)はお互いにとても信頼し合っています。

彼らは大学教授のユン・キョウソとその愛する妻イ・キョンハ(ソヌ・ウンスク)の子どもです。

彼らは、十代の子どもを持つ家族に共通するような悩みが全くない、とても幸せな家族でした。

家族はいつも冗談を言い合って笑っていて、ウンソは、家族それぞれに似顔絵付きのマグカップをつくってプレゼントしていました。

ある日の放課後、ウンソは車にひかれて手術のために輸血が必要になりました。

輸血のための検査によって、ユン教授とその妻キョンハは、ウンソが自分たちの実の子ではないと気付きます。

彼らの生物学的な娘であるシネ(イ・エジョン)は、キム・スニム(キム・ヘスク)という汚らしい食堂を経営するとても貧しい女性の子どもとして育てられていました。

「秋の童話」

 

シネは、やんちゃで、態度が悪く、いつも人の注目を集めていないと気が済まないタイプで、ウンソと正反対の性格の女の子でした。

シネは、自分の実の両親が、自分を育てた癇癪持ちの母親よりもとても裕福で恵まれている人物だと知ったとき、自分もユン一家の一員になりたい、と考えました。

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シネが涙ながらにユンソ一家の前で出生の真実を話したことによって、ユンソに真実を知りました。

ユンソはショックを受けて家を飛び出しましたが、ジュンソはユンソの後を追って見つけ出し、彼女を励まします。

悲しみに打ちひしがれたユンソは、これからもユン一家と一緒に暮らすか、自分の産みの母親のもとにいくかの選択を迫られます。

たくさん泣いて考えた結果、ユンソは自分の実の母親のもとに行くことに決め、シネはユン一家のもとに引き取られました。

このシーンは、このドラマのなかでも特に観ていられないくらい悲しいシーンです。

特に、ユンソがユン一家のためにつくったマグカップを取り出し、それを家族それぞれに分けるシーンはとても悲しいものです。

私はこのシーンがこのドラマの中で一番好きです。

ユンソとシネの関係が知られるにつれ、同じ小さな町のなかで暮らすことが難しくなり、ユン教授はシネとジュンソをアメリカに連れて行くことに決めます。

ユンソは実の母親のもとにとどまり、食堂の手伝いを続けるになりました。

ユン教授が裏口で泣きながらユンソを追い返すシーンで私はいつも泣いてしまいます。

ユンソ役のムン・グニョンの演技は、あなたを感動の渦に巻き込むことでしょう。彼女の演技は素晴らしく、三年後に韓流ホラー映画「箪笥」で小さな妹役に選ばれたのも当然といえる出来です。

「秋の童話」

年月がたって成長したユンソ(美しいソン・ヘギョ)は長い間会っていない兄に会いたい、と思っていました。

成長したジュンソ(ソン・スンホン)は、フィアンセのシン・ユミ(ハン・ナナ)と一緒に韓国に戻ってきました。

しかし、ジュンソは長い間会っていない妹ユンソに対する気持ちを思い出します。

ジュンソは、ユンソと二人で良く行った、二人のお気に入りの場所の数々を自転車で回ってユンソを見つけ出そうとします。

ユンソもまた、ジュンソを忘れたことはありませんでした。

ユンソは今は受付兼メイドとして働いていて、ハンサムなテナントのハン・テソク(ウォン・ビン)から言い寄られています。

ユンソはいまだに悪い環境の中、母親と一緒に暮らしていました。

ユンソは遠くにいるジュンソを見つけ、テソクとユミと一緒に海辺を歩くジュンソの後をつけます。

ユンソはジュンソに駆け寄り、後ろから強く抱きつきます。

これは今まで見た中で一番幸せで、涙があふれる再会シーンといえるでしょう。

当初、ジュンソはユンソとの関係をユミとテソクに隠していましたが、当然それは次第に明るみに出ます(韓流ドラマの常として、秘密は決して秘密のままではありません!)。

そして、だれの目にも明らかなように、ユンソとジュンソは兄妹以上に深い感情を持つようになり、複雑な四角関係に発展します。テソクはユンソに恋心を抱き、ユミは、ジュンソがユンソに惹かれていくのをみて嫉妬心を募らせるのでした。

「秋の童話」

人生でこれ以上に美しいカップルを見たことがありますか?

その後、ユンソは末期の病気と診断されますが、それをジュンソに隠そうとします。

ユンソが病気を治療するために必要な精神的・金銭的なサポートをしたのはテソクでした。

テソクは、ドラマの始めのころみせた世間知らずなお坊ちゃまキャラから脱却して、誰もが自分の母親に会わせたいと思うような好青年になっていくのでした。

このドラマのエンディングはピュアで悲劇的です。

ただ、私はこのドラマの最後の何シーンかでとても頭にきたのを覚えています。私は、ジュンソは自分がした約束を守るべきだと思います。

このドラマのジュンソがしたのと同じ決断を、ドラマ「ごめん、愛してる」のウンチェがしたときは怒りを覚えませんでした。

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この違和感は、作品によって、男性は女性より強くなければいけない、という考えを強要されることがあるからだと思います。

現代社会において、そのような考え方は平等ではありませんが、このドラマにはそのような考え方が反映されています。

彼らのこの考え方は平等の観点から正しくないので、私は自分が感じたこのドラマへの感想を変えることはありません!

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