他人事ではない急増する中年フリーター。そうならないためには海外で働く機会を求めよう

公開日: : 最終更新日:2015/12/19 アジアや海外で働く、海外インターンシップ

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最近は大学生の就職活動も売り手市場となっており、学生さんの就職活動も比較的楽になっていると聞きます。

これはちょっと前、民主党政権時に比べて、好景気になっており、また、円安もあって、国際的な賃金比較をしても、日本人の新卒を採用しても、それほど割高感がない。というのがその理由でしょう。

私が就職活動をしたのは今から約20年前、バブル崩壊の悪影響がもろに出始め、銀行が2つ、証券会社がひとつつぶれたというときでした。

そのため、就職活動は大変で、さらに団塊ジュニア世代ですから、同世代は非常に多く、大変な思いをした経験があります。

内定率も低く、そのときうまく立ち回れなかった人、またその後も会社がつぶれたり、リストラされた人、転職活動がうまくいかなかった人もたくさんいます。

そのため、今増えているのが私と同世代の中年フリーターです。先日、NHKで彼らを特集した番組が放送され、視聴された方も多かったのではないでしょうか?
急増する「中年フリーター」

ニュースによると、35歳から54歳の非正規労働者は273万人になっており、この15年間で2.5倍になっているとのことです。

このニュースの中で出てくる都内の飲食店で働く38歳の男性、朝から晩まで働いて日当7650円の体験談がなまなましいです。

都内の有名大学を出たのに、就職活動の時期が2001年のITバブルの崩壊時に重なってしまったため、満足な職場で働く機会に恵まれなかったというのです。

正社員としての仕事を希望していろいろ探しているが、アルバイト経験しかないことが敬遠され、年齢もネックとなって就職できない。と語っています。

日本は35歳が転職の限界と言われており、私も40まじかになって日本国内で仕事を探してもだめだろうと思って、海外で仕事を探し、なんとか仕事を見つけたという経験があるので他人事ではありません。

待遇的には特にいいというわけではありませんが、たいしたスキルもありませんし、勤務時間は短いですし、物価が日本のほぼ半分ですので、生活水準は日本でフリーターとして働くよりもいいでしょう。

しかし、一歩間違えばこの男性のようになっていたでしょう。本当に同情します。

今、現在、正社員として働いている方、安泰と思っている方もいるかもしれませんが、決して他人事ではないです。公務員などを除けば、誰でもこのようになる可能性はあります。

というのは、すでに書きましたが、正社員でもお金を払えば解雇できるという法律が静かに検討中です。おそらく本格的に審議され成立するのは、参議院選挙の後だと思います。国民のアレルギーが強いでしょうからね。

日本では正社員は非常に保護され、解雇は簡単ではありませんでしたが、労働法が改正されると、クビにするのが簡単になります。

現在の自民党の強さと政策を見ていると、非常に経済界寄りで、経済界の長年の悲願である正社員の解雇の容易にすることは、成立することが可能性が高いと見るべきでしょう。

もはや、日本は単純な労働でお金を稼げる産業はなかなか成立しないのです。アイデアやブランドを生み出し、大量生産は人件費の安い国で生産するという体制が整っています。

このような仕事は一握りの能力のある人たちだけがいればよく、多くの人数を必要としないのです。

本人の能力や勤務態度に問題がなくても、部署ごとなくしてしまう。ということも簡単になるでしょう。

ソニーのパソコン、VAIOはどうなりましたか?エクスペリアを作っていたのは?白物家電の工場はどうなっていますか?

この、正社員の解雇の容易化(ホワイトカラーエグゼンプションとも言われる)は、ある意味では働く側にも歓迎すべきうごきです。企業にとっては人の入れ替えが容易になるということですから、採用のハードルが低くなることでもありますから。

しかし時代遅れとなってしまった技能、能力しかもたずに社内で中年になってしまった人たちは解雇されるリスクと隣り合わせになるということでもあります。そして、下手をすると中年フリーターになってしまうということです。

中年フリーターにならないようにするために

1.日本の今後の予測を立てる。

産業ごとはそれぞれ要因があるでしょうが、日本全体では少子高齢化がすすみ、国内の市場は小さくなっていきます。

それにともなって、国内だけを相手にしたビジネスはやはり縮小していくでしょう。それに伴い、仕事の場も減っていきます。

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絶対に就職してはならないのが、例えば、私立学校です。国内向けの仕事しかできず、しかもお客さんは年々減っていきます。

私立大学なら留学生を呼び込むということができないこともないでしょうが、学生の大半を留学生が埋めるというわけにもいかないでしょう。

おもちゃ業界なども子供向けですが、世界市場で販売していますので、必ずしも悪いとはいえません。

不動産業界も微妙ですね。お客さんの中心が中国人投資家になるかもしれません。しかし、基本的には厳しい業界でしょう。海外展開している大手は別ですが。。

そして、金融業界では生保です。理由は言わなくてもわかりますね。

第一生命やその他海外進出をしているような会社ならまだ希望があるかもしれませんが、例えば日本生命は今後も国内中心でやっていくと宣言し、三井生命を買収しています。

日本で市場の拡大、つまり、仕事の場が増えるのが、介護と医療でしょう。しかし、介護はよく知られているように待遇は低く重労働で不人気な仕事です。

このように日本市場だけで稼ぐ仕事で働くのは、椅子取りゲームに参加しているようなものです。

それに対して、海外、特に東南アジアは、経済成長率が高く、今後もあらゆるビジネスの機会、仕事の機会が増えていきます。

東南アジアで働けば、次の経済大国と言われるインドもまじかです。中国やインドがらみの仕事に携わる機会もあることでしょう。

2.海外に関係する仕事につくようにキャリアを考える

これから就職活動をする学生さんや転職活動をしているという方は、希望する業界が日本中心なのか、海外でもビジネス展開をしている企業かでまず2分します。

ここで大事なのは、企業の規模やブランドを気にしないことです。大企業でも国内中心のビジネスをしているところは基本的にはお勧めできませんね。

企業の大小はその企業の安定性や雇用可能性に影響しない。ということは学んだことだと思います。ソニーや東芝が教えてくれています。大企業に勤めていようと、今後は簡単にクビになるかもしれないんですからね。

国内中心の事業を展開する企業でも、海外の事業所を多くもっていたりするところは面白いかもしれません。現在ですと、例えば飲食です。

売り上げのほとんどが海外からとか、海外事業所が多い会社は、必然的に海外での仕事の経験を身に着ける機会に恵まれることになるでしょう。

3.具体的に行動する

まず、海外に行ったことがない。と言う人は海外旅行に行きましょう。ハワイのようなところではなく、東南アジアがおすすめです。タイやベトナム、シンガポールなら初めてでも旅行しやすいでしょう。

ベトナムよりはタイやシンガポールのほうが面白いですかね。ベトナムは生活はしやすいですが、観光地としてはいまいちです。

時間があるときは英語や英会話を勉強しておきましょう。高校生程度までの英文法を復習したら、会話で使う文法やニュース、業務上の書類などは十分に読めるでしょうから、後はひたすらボキャブラリーを増やすことです。

ネットでの英語のニュースを読むようにして、英文を読む機会を増やすのもおすすめです。必然的にボキャブラリーが増えます。

今の仕事が国内向けばかりだ。という方は、海外にかかわる部署に異動できるように希望をだしてみましょう。そのとき、英語能力がアピールできればいいでしょう。

異動がなかなかかなわなければ、転職も視野に入れましょう。

転職して海外での就業機会を求めるなら、やはり海外のネットワークが豊富にあり、求人案件も情報も充実しているリクルートエージェントへの相談がお勧めです。相談だけなら無料ですので、情報収集がてら相談に行ってみてはいかがでしょうか。

大事なことは、自分で無理と決めつけないことです。思わぬ仕事を紹介してもらえるかもしれません。

日本のサービスがどんどん移転している最中ですから、言葉の問題よりも、業務での経験が少しでもあることが重要なのです。

20代、30代のキャリアプランについては下の記事も参考になればと思います。
20代、30代は貧困老人になりたくなければ老後の海外移住をみすえた人生設計、海外勤務のキャリアプランを作ろう

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