不労所得があっても、東南アジアでの外こもり、海外ノマドに向いていない人

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日本ではひところ、ノマドという言葉が有名になりました。ノマドとはもともとの意味は遊牧民という意味です。

会社員など決まったオフィスに出社するのではなく、カフェやコワーキングスペースと呼ばれるところにノートPC(MAC BOOK AIRが多い)を持ち込み、インターネットを使った仕事をしてマイペースに仕事をするというライフスタイルです。

インターネットの発達により、仕事を必ずしも会社でしなくてもよくなくなり、自分のペースで仕事をして、自由を満喫でき、さらにわずらわしい人間関係に悩むこともない。という、人によっては理想的なワークスタイルでしょう。

FXや株式投資などで稼いでもいいですし、クラウドソーシングといって、会社に行かずにデータエントリーとか文章作成、難しくて高収入なものになると翻訳とかプログラミングなどの仕事を受注して稼げるサイトもあります。

ネットでどこでもできる仕事探しができるクラウドソーシングのサイトとしては、サグーワークスが有名ですね。

物価の安い東南アジアでは、生活費を安くできますので、各地を旅行しながら、自分のペースで仕事をし、そして海外での自由な生活を満喫するというライフスタイルをしている人も最近増えてきました。

まさに、定住せずに移動しながら生活するノマド(遊牧民)というわけです。

同じ金額を使うなら、生活の質は日本で生活するよりも、東南アジアで生活するほうが生活の質は高いですからね。

実は、私はいまでこそ会社で働いていますが、日本で仕事をやめたあと、2年ほど仕事もせずにぶらぶらしておりました。

そのときはFXや株でお金を稼ぎながら、東南アジア諸国を旅行したり、マレーシアやカンボジアで短期語学留学などをしていましたので、若干ニートというか、ノマド、外こもり的な生活をしていたことになります。

基本的に仕事は嫌いですし、自由な生活にもあこがれていますので、今でもまた海外ノマド、外こもり生活に戻りたいと思うこともあります。

しかし、一方で躊躇しているところもあります。マイペースで仕事ができて自由が満喫できるというのは幸せなようですが、その一方で失うものも多いのです。

そして、この海外ノマド、外こもり生活ができる人というのには向き、不向きがあると感じました。

今回はそのときの体験から、海外ノマド、外こもりに不向きな人。について考えを述べてみたいと思います。

ポイントはお金、こころとからだの健康です。

1.自己管理ができない人

会社で仕事をするということは、定時に出社し、定刻に出社するという生活ですね。自由が好きな人は、これはいやなものですが、逆にいうと、生活を規則正しいものにしてくれます。

これが会社をやめると、朝は何時におきても自由、いつ寝ても自由ということになりますから、自己管理ができない人は生活のペースが乱れることになります。若いうちはそれでもいいのかもしれませんが、年を取ってくると、健康を害する原因になります。

また、会社に入ってありがたいと思ったのは、健康診断をしてくれることです。中年になってくると、どこかしら、体に異常がでてきます。

健康診断をしていないと、この問題が把握できない。気づいたら深刻な事態となっていた。ということにもなりかねません。

体の不調の原因によっては、一生、体をむしばみ、高い医療費の原因となることもあります。しかし、早めに問題を見つけられれば、生活習慣を直すことで健康を保つこともできるのです。

私も、再就職して最初の健康診断で、いろいろと問題がみつかりました。

フリーランス、海外ノマドや外こもりをしていても、ちゃんと1年に1回は健康診断を受けるくらいの自己管理能力は持ちたいところです。

これから、海外ノマド、外こもりをする。という人は、その前に日本で人間ドックや健康診断を受けておきましょう。自宅近くで最適な健康診断を探せる比較サイトもあります。

東南アジア諸国は日本よりも医療レベルが低いところのほうが多いですし、英語で診断を受けなくてはならないことが多いです。

東南アジアの病院で健康診断を受けるよりも、日本で受けておいたほうが本当にいいですよ。わからないまま放っておいてしまうリスクがありますからね。

2.収入が少ない人

海外で低額ノマドとか、貧乏バックパッカー(貧BP)生活といっている人がおり、月5万円から10万円あれば、東南アジアで生活できる。と言っている人もいて、その生活ぶりについてブログを書いていたりします。

確かにできないことはないのでしょうが、若いときはよくても、中年とよばれる年齢、40歳くらいで、5万円とか10万円くらいの低い収入ならやめたほうがいいでしょう。

というのは、収入が少ないと、どうしても食費を抑えようとします。ビザ代や航空券代など削れない費用がでてきますので、費用を抑えようとしたら食費と宿泊費を抑えるしかないのです。

確かに、東南アジアでは食費を安く抑えられますが、安く抑えようとすると、フライドライスや麺類が増えるでしょう。要するに炭水化物が増えます。フライドライスや焼きそばは油も多くつかいますのでコレステロールが増えます。

これが栄養を偏らせることになります。日本よりは安いとはいえ、肉や野菜を多くとるなど食品を多様化しようとすれば、それなりにお金はかかります。

偏った食生活を続けると、健康を害す可能性が高くなり、そうなると結局あとで高い医療費に泣くことになります。東南アジアは、物価は一般に安いですが、医療費は高いです。

そして、海外ですのでトラブルはつきものです。低い収入しか得られないと精神的にもストレスを感じ、これが精神を不安定にさせます。そのことが原因でトラブルも招きやすいのです。

もうひとつ、収入が少ないと、住居費、要するに宿代を節約しよう。ということになりますが、安い宿というと、ドミトリーやゲストハウス。ということになります。

これも若いうちはいいですが、年をとってドミトリーで若い子たちと一緒の部屋で寝る。というのも精神的なストレスの原因となるでしょう。

なんでこのおじさん(おばさん)、いい年して、こんなドミトリーなんかに泊まってるの?という顔をされますから。

若かったら話し相手になってくれますけどね。相手も若者ですから。

そして、収入が低いと、健康診断や保険も節約してやめようとするでしょう。これらをけちり、何かあったら目も当てられません。

いくら物価の安い東南アジアでノマド生活をするといっても、余裕をもって、最低月に2000ドル程度は収入を得ていたいところです。これだけあれば貯金は十分できます。貯金ができれば、万一のときに備えられ、精神的にも安定するでしょう。

3.孤独に耐えられない人

私はわずらわしい人間関係が苦手で、特に日本の会社のように四六時中見張られているような環境は本当にいやでした。

ですので、仕事をやめて、東南アジア各国を回っていた時は自由を謳歌していたのですが、だんだんと精神的につらくなってきました。

話し相手がいないということのつらさは、これは経験してみないとわからないでしょう。私は比較的孤独でも大丈夫なほうですが、それでも、半年とか1年とか話し相手がいないというのはつらいものがあります。

東南アジアには日本人はたくさんいますが、彼らの大半は仕事をしていたり、その奥様だったりします。

彼らの価値観からすると、組織に属していない海外ノマドや外こもりは、「怪しい日本人」です。もっとも警戒される相手となるでしょう。

東南アジアでは、日本人がもっとも気を付けるべき人は、同じ日本人なのです。次が身元不明の日本語を話す現地人。これは常識です。

組織に属している日本人は、自分がお金を持っている日本人である。と自覚していますから、こうした怪しげな日本人や日本語を話す現地人をもっとも警戒し、慇懃無礼に対応されることになるでしょう。

ちょっと脱線しますが、

私はカンボジアにいたとき、中年のおじさんの外こもりに会いました。

投資家だ。と言っていたのですが、、着ているシャツは穴があいていて、怪しげな話をする。会ったときはあいさつくらいはしましたが、あまり深く付き合おうとは思いませんでした。

結局、その人は、私にカンボジアの不動産会社で働かないか。と行ってきました。速攻で断りました。

すべてがそうだとは言いませんが、カンボジアの不動産投資なんて怪しすぎる。後でNHKでも投資詐欺的な話としてニュースになりました。

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おそらく、紹介料がその不動産屋から手に入ったのでしょう。このように、組織に属していないと、なんらかの形で日本人を利用しよう。という日本人が寄ってくるのです。

逆に、私とつきあってもメリットがない。と判断するような日本人は絶対に話しかけてきません。私も経験しました。無理もありません。私も怪しい日本人でしたから。

このように、東南アジアで話しかけてくる日本人は、なんらかの利用をしてやろうと考えて日本人に話しかけてくる人もいるのです。

行政がまだまだしっかりしていない、カンボジアなどは特に。

孤独なままですと、寂しいですし、暇ですから、ついほいほいと話に乗ってしまうかもしれません。

気が付いたら、犯罪の片棒を担がされていたということになりかねないのです。

話を戻します。

組織に属している日本人との交流は期待できないとなると、話し相手は、必然的に一緒の宿の旅行者となります。

若いうちは一緒に騒いだり、楽しむこともできるでしょうが、中年以降になると敬遠されることも出てくるでしょう。

孤独に耐えかねると、行きつく先はお酒という人も多いです。何しろビールや酒が日本よりもはるかに安い。安い安いと飲んでいると、もちろん健康を害する原因になります。

孤独を解決する方法としては、現地の語学学校に行くのがいい解決方法となるでしょう。同じ学校に通っていれば、日本人はともかく、外国人はフレンドリーに対応してくれます。

趣味の学校でもいいと思います。陶芸の学校とかヨガとかね。

私は日本人よりも現地の外国人と友達になることをおすすめします。日本人は所属している組織を異様に気にしますが、外国人はそれほどではありません。

ただし、みみっちいお金の使い方をしていると、現地の外国人にも見下される可能性は高いでしょう。

なぜなら、あなたはお金持ちのはずの日本人ですから。身なりももみすぼらしいと、やはり見下される可能性が高いです。

ひげはちゃんとそり、髪が伸びたらちゃんと床屋に行きましょう。

東南アジアの人々は、一般に拝金主義です。お金持ちはちやほやしてくれますが、そうでない人には冷たい。というのもまた事実です。

外見も日本人以上に気にします。お金のあるなしを外見で判断します。あなたは外国人ですから話すことで人柄を判断することが難しいためなおさらです。

そういうこともあって、低い収入しか稼げないのであれば、東南アジアノマド生活はおすすめしません。

4.英語ができない人

組織に属していない日本人である海外ノマド、外こもりは、現地の日本人との交流は期待できないことは上で書いたとおりです。

孤独で話し相手がいないと、精神的におかしくなることもありますので、話し相手は欲しいところですが、そのためには、できれば現地語、最低英語はできないと難しいでしょう。

日本語を勉強している外国人を見つけるということもできますが、英語を話す人に比べれば圧倒的に少ないですし、上でも書いたように、日本語を話す外国人は基本的には警戒すべき対象です。

外国ですので、現地語の他は英語での表記が多いです。ですので、ちょっと英語ができればそれほど生活も困らないのですが、逆にいえば、英語ができないと、生活が著しく不便になります。

友達作りも兼ねて英語学校に行くことはおすすめですし、あるいは、海外移住者の集まるパーティーに行くのも英会話の練習になるでしょう。

海外移住者の集まるSNSに参加するのも、友達作りと英会話の練習になるのでおすすめです。詳しくは下の記事を参考にしてみてください。
ベトナム女子との出会いのために国際交流パーティーに参加した

5.海外ノマド、外こもりするなら、起業するくらいの気持ちで

確かに、東南アジアなら、お金をかけずに生活できますので、低収入でも生活できないこともないです。

しかし、若いうちはともかく、年齢がたつにつれ、健康(食生活)には気を付けなくてはなりませんし、孤独がいやなら人付き合いにもそれなりにお金もかかります。孤独ですと精神がやむ原因になりますからね。

5万円とか10万円とか低い収入でストレスのかかる生活をしていると精神的にも肉体的にも負担になりますし、自堕落な生活を送るとこれもまた、心身の健康を害する原因になります。

そのときは節約したつもりでも、後で高い医療費で苦しむことになるのです。

自由な生活につきものの、何もしない生活をしていると、頭はだんだんぼけっとしてきます。新鮮な情報が入らずに頭が刺激されないので、話す内容もつまらなくなったり、独善的になります。

孤独を紛らわすために、ツイッターでつぶやきつづける人もいるでしょう。外から見ると単なるかまってちゃんなのですが、はっきりいって時間のむだです。

つぶやいたところでお金にならないので内職でもしていたほうがいいと思うのですが、しかし、孤独を紛らわすためなのかやりつづけている人もいます。

はたから見ていると、痛々しいのですが、本人は自覚していないのでしょうね。

こうなると、人もよってきません。そして、自信を失ってさらに孤独になり、ますます精神をやみます。

ですので、海外ノマド、外こもりをするのであれば、起業するくらいのつもりでやりましょう。

少なくとも人とであったときに、自分は〇〇で稼いでいます。と説明できて、交際のときに適度にお金を使っていれば、多少の信用は得られるでしょう。

人によっては、宿泊しているホテルを聞いて、その人とつきあうかどうかを判断する人もいるのです。いい年してドミトリーだったら、まず間違いなく相手にされません。

どちらにせよお金は稼がなければならないのですから、常にビジネスチャンスに敏感になり、チャンスがあればビジネスをするくらいのつもりで生活しましょう。今はネットがありますので、低コストで始められるビジネスはいくらでもあるでしょう。

こうすることで、常に頭に新鮮な情報、刺激を与えることができます。こうなると話も面白くなって人もよってきますし、お金まで稼げれば、みずぼらしい生活をしなくてもすみます。

私は、今の会社につとめていても、定年になったらいずれにせよやめなくてはなりませんし、途中のリストラも十分に考えられます。

いつでも、海外ノマド、外こもりとなる覚悟はできています。日本に帰るつもりはとりあえずはありません。

そのため、いつでもビジネスチャンスには敏感ですし、健康も維持するようにしています。

結論

ところで、なぜこの記事を書いたかというと、

日本での仕事がいやといって、`若いころは海外で外こもりやバックパッカーをしていたという40代男性の方のブログを最近読んだことがきっかけです。

現在はお金もなく、70代の母親の給料で食べさせてもらっているという状況でした。働いたら死んでしまうといって、働く意欲はないとのことです。鬼畜な息子ですね。文字通り、ごくつぶし。

彼は自分のブログで、働く意欲がなくても、生活保護やベーシックインカム(要するに税金)で社会的に養われるのは権利だ。と主張しています。

根拠は生存権ですが、屁理屈をこねて主張しているところが痛々しいというか怒りがこみ上げる内容です。

なんというか、納税意欲を失ってしまいそうですが、自己管理能力のない見本のような人です。こういう人はいくら不労所得があっても、やはり、海外ノマド、外こもりにはむいていないでしょうね。

とまあ、ここまで書いておいていうのもなんですが、こういうことを考えるのもナンセンスなのかなあとも思います。

上に書いたような特徴にあてはまるからこそ、海外ノマド、外こもりなんていうことをやっているのでしょう。

要するに、あまり自己管理能力がなくて(管理されることに耐えられなくて)、将来のこととか考えない人。海外旅行が好きなので、その衝動に耐えられない人。

これはこれでいいと思います。というのは、今の日本では長期間働いたからといって報われる可能性も減ってきていますし、体力のある若いうちに、自分のやりたいことをやる。という人生もありでしょう。

仕事をしているうちにストレスで体をこわしたり、過労死で死ぬかもしれませんし、定年になってから好きな海外旅行を楽しもうと思っても、病気や介護などで自由に行けないかもしれない。

そう考えると、海外旅行が好きという人には海外ノマドや外こもりは賢い選択肢かもしれないです。

ただね。若いときに楽しんだ代償として、金がなくなったからといって、生存権を主張してその後の生活を生活保護に依存するのは間違いでしょう。

他の人が貴重な若い時間を費やし、ストレスに耐えて稼いだ金の中から搾り取られる税金を泥棒しているのといっしょですから。

海外ノマド、外こもりで人生を謳歌するという選択をした以上、金が尽きたら潔く野たれ死ぬという覚悟で行うべきだと思いますね。

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