2015年8月 韓国と北朝鮮が戦争にならなかった理由

公開日: : 最終更新日:2015/09/04 アジアで起きた事件、危機管理, 韓国の事情

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2015年8月、韓国と北朝鮮の間で対立があり、戦争が起きるのではないか。という懸念がありましたが、結局のところ戦争は回避されました。

北朝鮮はたびたび軍事力をアピールしており、この両国で戦争が起こったら、日本も多かれ少なかれ影響を受けていたはずですが、最悪の状況は回避されましたね。

韓国の世論では、北朝鮮が戦争をしかけてくるわけがないと強気でしたが、実際その通りになりました。

いったいなぜ北朝鮮と韓国の間で戦争にならなかったのでしょうか。専門家が説明しています。
Experts explain why North Korea’s dispute with the South didn’t descend into war

両国の話し合いは長時間行われたのですが、両国が緊張関係になったきっかけは、8月2日に、国境地域(DMZ)で地雷が爆発し、国境を警備していた韓国軍の兵士2名が大けがを負ったことです。

それを非難する放送を韓国側は国境近くで行い、北朝鮮は準戦時宣言をして国境近くに軍の配置をしたというのが今回の緊張でした。

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北朝鮮と韓国の会談の結果、北朝鮮は地雷の爆発について謝罪をし、韓国側は非難する放送をやめるということで合意がなされました。

なぜ、戦争が回避されたかというと、これは北朝鮮の外交政策のひとつで、こうして脅しながら外交的成果を得るというのが彼らのいつもの手段であり、今回もこの戦術が使われたに過ぎないと専門家はコメントしています。

そして、北朝鮮のキムジョンウン第一書記は、実際に戦争となったら、北朝鮮は何も得られないということを知っているとのことです。

もちろん、韓国の後ろにはアメリカ軍がいることも理解しています。

もうひとつ、今回の解決には、中国政府の意向が背景にあったのは言うまでもありません。

北朝鮮にとって、中国との経済関係は国家経済の柱であり、中国の北朝鮮への影響力は絶大なものといえます。

韓国もまた、中国との関係は無視できません。日本との関係が悪化している以上なおさらです。

中国としては、国内経済ががたがたしている以上、事実上の属国といえる北朝鮮と、経済関係の深い韓国のあいだでごたごたされるのは困るというわけでしょう。

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