ベトナムのIT技術者の労働事情

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他の東南アジア諸国と同様に、ベトナムは国策でIT産業を振興しており、いくつか有力なネットビジネスもあります。
スマートフォンも毎年2桁以上の増加率で普及しており、ネットで買い物をすることも、だんだんと定着しつつあります。

日本の企業では、サイバーエージェントがベンチャーキャピタルとして、存在感を発揮して、ベトナムのITベンチャーに出資しています。

比較的優秀なエンジニアが、日本よりもはるかに安価な給与で雇用でき、インターネットビジネスは、国境が関係ありませんので、日本企業だけでなく、各国のIT企業が進出してきています。

ベトナム人の若者にとっては、平均よりも高い給与が稼げる仕事が多く、成功者の中には、ネットビジネスの億万長者になったりする人も出てきていますので、人気の職業となっています。

ベトナムのIT技術者の労働事情を解説した記事がありますので、ご紹介しようと思います。
Vietnam’s IT Job Market: 2014 Overview

最初に書いたように、ICTに関連する学位があったり、経験のあるベトナム人のIT技術者は、平均よりも高い給与を稼いでいますが、ITといっても業種、職種で給与の幅があります。

2012年のベトナム人の平均年収が2100ドル程度なのに対し、ソフトウェア、デジタルコンテンツで働く技術者は5000ドルを超えています。最近ではソフトウェアの賃金の上昇がややスローダウンしているのに対し、アウトソーシングで働く労働者の賃金は依然としてハイペースで上昇しています。

特にデジタルコンテンツ(ゲームなどと思われます)の業界の給与の伸びは著しく、2008年から2012年にかけて給与水準は2倍になっています。

ソフトウェアやデジタルコンテンツ業界の技術者は高い技術とトレーニングが要求されますので、給与水準は高いままで推移すると予想されていますが、需給の予測は難しいです。

ベトナムの大学はICTコースを備えた大学が多く、そこで学ぶ学生も多いのですが、彼らを採用する側の企業は、レベルが低いので戦力になりにくい、採用してからも多くのトレーニングを施さなければならないと不満を言っています。

この記事でも書かれていますが、多くの大学生がICT技術を学んでいますが、戦力化するのもむずかしく、また、マネジメントする人材はまだまだ不足しています。

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ベトナムに限らず他の東南アジア諸国も事情は同じでしょう。日本でIT関係の企業で経験がある人材は非常に重宝されます。若くても、いきなり幹部ということは珍しくありません。

一方で、東南アジア全体で6億人の人口があり、これから域内のネットビジネスは盛んになってきます。たとえば、eコマースは、域内全体で、小売業の売上の0.2%にしかすぎません。アメリカや中国では8%を超えます。

一方でスマホの普及率やネット人口は毎年2桁の成長率です。

東南アジアでは、ネットビジネスはこれから本格的に成長するビジネスです。日本のIT関係の企業で勤務経験のある人はどこでも引っ張りだこです。

東南アジアでの生活は、物価も安いこともあって非常に快適です。タイやベトナムなどは親日国ですので、日本人というだけで一目置かれます。

今後も高成長が期待できる東南アジアで働くことに興味がある方はあ、情報収集もかねて人材紹介会社に登録しておくことがおススメです。人材紹介会社にも強みや得意とするマーケットがありますが、たとえばリクルートエージェントは、こうした海外進出に積極的な企業、グローバル企業への転職に強い会社です。そのような企業が好む人材の好みを熟知し、求職者に適切なアドバイスをしてくれます。

リクルートエージェントはアジア各国に子会社があり、現地の求人動向を熟知しています。ベトナムにもあります。大手の子会社という安心感もあって、求人件数も非常に多いです。

これらのネットワークを生かした情報力で、いいアドバイスをもらえるでしょう。それに、海外で転職する場合は、日本から駐在員待遇でいくことが大事です。そのためには、現地の人材紹介会社の紹介を受けて現地採用で入社するのではなく、日本で転職活動をすることが重要なのです。

現地採用と駐在員という身分では給与・待遇が全然違います。

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